妻から離婚を切り出されています。
昨日彼女と話しました。
外で話そうと思ったけど、
ゆっくり話したいと言うことで、家で話すことにしました。
家について話をしました。
これからどうするのか?
彼女と彼はどうするのか?
彼女はいいました。
「私も彼も謝りつくした。何をしてもあなたは納得しない」
僕はその言葉を聞いて、カチンときました。
「謝りつくすって言うのは、どんどん勝手にことを進めることなのか?」
「2回だけあって、僕と話をすることが謝りつくすことなのか?」
正直、彼女に対して夫としての責任があるし
彼女は十分に苦しんでると思う。
でも、彼は別。
彼女は「もうどうしていいかわからない」と泣いてしまった。
そして、トイレに立った彼女は
包丁をもって帰ってきました。
「もうこれしかない。」
「私が死ねば解決する」
僕は必至になだめます。
「そんなものは置きなさい」
近づく僕に彼女は包丁をむけます。
さすがに命の危機を感じました。
そんな、押し問答を何十分か繰り返し、
ようやく、彼女の腕をつかんで、包丁を取り上げました。
そると彼女は、今度は引き出しからカッターを持ち出し、
同じことをします。
僕は取り上げた包丁を自分の腹にあてて、
「君が自分を切ったら、僕も自分の腹を刺す」
と言いました。
彼女は、ようやくカッターを置いてくれました。
僕は包丁とカッターを自分の尻の下に置いて、
彼女にも座るように言いました。
彼女は言います。
「もう、私が死ぬしかない」
「大好きなあなたを傷つけたけど、私はなにもできない」
「私は頭が悪いから、これしか選択肢がない」
「あなたさえ、納得してくれればそれでいい」
「あなたは本当にすごい人で、一番尊敬してる人。
絶対に大きな人間になる人。だから、前向きに頑張って」
彼女も僕もずっと泣いています。
長く彼女と付き合っているけど、
彼女は嘘を言っていません。
今まで、見たこともないような顔でなく彼女を見て
僕は自分が出来ることを必死で考えました。
そして、僕は一つの約束を提案しました。
「僕は、必至で頑張ってすごい男になる。
だから、君も頑張ってやりたいことやってなりたい自分になって。」
「お互いが頑張って、輝いたらまた輝いた二人で会おう。」
「君のためじゃないよ。僕のために約束してほしい。」
彼女は、見たこともないよな泣き方で泣き崩れました。
「こんなに、思われてるのに私は・・・」
僕は、それを見て泣きそうですが
必死で我慢します。
そして、彼女の手をとって指切りしました。
我慢できず、泣いてしまいました。
二人で泣きながら指切りしました。
「頑張ろうね」
僕は彼女と握手しました。
一生懸命笑おうと思ったけど、泣いてしまいます。
すごく奇妙な笑い泣きをしながら、
何分間もずっと手を握っていました。
もう、夜中になってました。
おなかがすいたので、二人でコンビニに行きました。
いつも、二人で手をつないで行っていたコンビニ。
手は繋がなかったけど、久しぶりに二人で行きました。
ほんの数分間の道のりだけど、色々なことを思い出します。
僕はビールを買って飲みました。
お酒の弱い僕は、ロング缶一本で酔っぱらってしまいました。
酔っぱらって色々な話をしました。
彼女は、前みたいにうんうんと聞いてくれました。
「あなたはすごい人だから大丈夫だよ」
そういって僕を励ましてくれます。
いつもそうでした。
大きいことを言う僕を、彼女はいつも励ましてくれました。
彼女に認められたくて、僕も頑張りました。
正直、僕にはやりたいことなんかないです。
僕がやりたいことは、彼女を幸せにしたいってことだけで
すべてはそのための手段でしかないんです。
もともとやせていた彼女は、
もっと痩せてしまっていました。
苦しんでいるんだろうな。
僕にはもったいないような、こんないい女性を
僕は今まで、大切にしきれていなかったんだろうな。
一生懸命僕についてきてくれた彼女を、
もう苦しめるのは嫌です。
酔っぱらった僕は、彼女とまた握手をしました。
ずっと、手を握っていました。
そして、そのまま寝てしまいました。
明け方、彼女が起こしてくれました。
僕は手を握ったまま寝てました。
そして、彼女は始発で帰ってしまいました。
とにかく、彼女が無事でよかった。
彼女に傷がつかなくてよかった。
僕には何も残らないかもしれないけど、
それ以上のものを今までもらってきた。
彼女のために何ができるのか、
自分のなかで答えが固まってきたみたいです。
昨日彼女と話しました。
外で話そうと思ったけど、
ゆっくり話したいと言うことで、家で話すことにしました。
家について話をしました。
これからどうするのか?
彼女と彼はどうするのか?
彼女はいいました。
「私も彼も謝りつくした。何をしてもあなたは納得しない」
僕はその言葉を聞いて、カチンときました。
「謝りつくすって言うのは、どんどん勝手にことを進めることなのか?」
「2回だけあって、僕と話をすることが謝りつくすことなのか?」
正直、彼女に対して夫としての責任があるし
彼女は十分に苦しんでると思う。
でも、彼は別。
彼女は「もうどうしていいかわからない」と泣いてしまった。
そして、トイレに立った彼女は
包丁をもって帰ってきました。
「もうこれしかない。」
「私が死ねば解決する」
僕は必至になだめます。
「そんなものは置きなさい」
近づく僕に彼女は包丁をむけます。
さすがに命の危機を感じました。
そんな、押し問答を何十分か繰り返し、
ようやく、彼女の腕をつかんで、包丁を取り上げました。
そると彼女は、今度は引き出しからカッターを持ち出し、
同じことをします。
僕は取り上げた包丁を自分の腹にあてて、
「君が自分を切ったら、僕も自分の腹を刺す」
と言いました。
彼女は、ようやくカッターを置いてくれました。
僕は包丁とカッターを自分の尻の下に置いて、
彼女にも座るように言いました。
彼女は言います。
「もう、私が死ぬしかない」
「大好きなあなたを傷つけたけど、私はなにもできない」
「私は頭が悪いから、これしか選択肢がない」
「あなたさえ、納得してくれればそれでいい」
「あなたは本当にすごい人で、一番尊敬してる人。
絶対に大きな人間になる人。だから、前向きに頑張って」
彼女も僕もずっと泣いています。
長く彼女と付き合っているけど、
彼女は嘘を言っていません。
今まで、見たこともないような顔でなく彼女を見て
僕は自分が出来ることを必死で考えました。
そして、僕は一つの約束を提案しました。
「僕は、必至で頑張ってすごい男になる。
だから、君も頑張ってやりたいことやってなりたい自分になって。」
「お互いが頑張って、輝いたらまた輝いた二人で会おう。」
「君のためじゃないよ。僕のために約束してほしい。」
彼女は、見たこともないよな泣き方で泣き崩れました。
「こんなに、思われてるのに私は・・・」
僕は、それを見て泣きそうですが
必死で我慢します。
そして、彼女の手をとって指切りしました。
我慢できず、泣いてしまいました。
二人で泣きながら指切りしました。
「頑張ろうね」
僕は彼女と握手しました。
一生懸命笑おうと思ったけど、泣いてしまいます。
すごく奇妙な笑い泣きをしながら、
何分間もずっと手を握っていました。
もう、夜中になってました。
おなかがすいたので、二人でコンビニに行きました。
いつも、二人で手をつないで行っていたコンビニ。
手は繋がなかったけど、久しぶりに二人で行きました。
ほんの数分間の道のりだけど、色々なことを思い出します。
僕はビールを買って飲みました。
お酒の弱い僕は、ロング缶一本で酔っぱらってしまいました。
酔っぱらって色々な話をしました。
彼女は、前みたいにうんうんと聞いてくれました。
「あなたはすごい人だから大丈夫だよ」
そういって僕を励ましてくれます。
いつもそうでした。
大きいことを言う僕を、彼女はいつも励ましてくれました。
彼女に認められたくて、僕も頑張りました。
正直、僕にはやりたいことなんかないです。
僕がやりたいことは、彼女を幸せにしたいってことだけで
すべてはそのための手段でしかないんです。
もともとやせていた彼女は、
もっと痩せてしまっていました。
苦しんでいるんだろうな。
僕にはもったいないような、こんないい女性を
僕は今まで、大切にしきれていなかったんだろうな。
一生懸命僕についてきてくれた彼女を、
もう苦しめるのは嫌です。
酔っぱらった僕は、彼女とまた握手をしました。
ずっと、手を握っていました。
そして、そのまま寝てしまいました。
明け方、彼女が起こしてくれました。
僕は手を握ったまま寝てました。
そして、彼女は始発で帰ってしまいました。
とにかく、彼女が無事でよかった。
彼女に傷がつかなくてよかった。
僕には何も残らないかもしれないけど、
それ以上のものを今までもらってきた。
彼女のために何ができるのか、
自分のなかで答えが固まってきたみたいです。