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2010年05月19日

妻から離婚を切り出されています。

今日、久しぶりに妻と会いました。
どのくらいぶりだろう。覚えてないくらい久しぶり。

久しぶりに会った彼女は顔色がよく元気そう。
自分の妻に言うのはなんだけど、綺麗な彼女に戻ってる感じだった。
多分、体調は良くなったのかな。

昔から二人でよく行った居酒屋に行って
いろんな話をした。
普通に酒飲んで、ご飯食べて、話をして
特に離婚うんぬんという話をすることもなく
小一時間普通に過ごした。

僕は彼女に聞いてみた。

「家を飛び出して1年半たつけど、幸せは見つかったの?」

彼女はしばらく黙って、

「幸せは見つけてないけど、幸せになりたいと思うようになった」

そんな風に言ってた。
いままで不幸に突き進んでいる彼女が、ちょっと前に進んだように見えた。

僕は、今日、覚悟を決めてた。
ずるずる1年半経ってしまったけど
いい加減、解放してあげようって。
だから、前に彼女から預かっていた離婚届も持って行った。
色々迷いもあったけど、彼女にとって僕が必要ないのなら
別れてあげようって思ってた。

僕は彼女に言った。

「今までずるずるひっぱってごめん」

彼女は言った。

「私の為だったって知ってる」
「私がちゃんとしないから、私を見捨てれなかったんでしょ」

確かにそうだ。
彼女のことがまだ好きだっていうのはもちろんだけど
とにかく心配だった。
僕がいなくなったら、彼女を支える人がいなくなっちゃうんじゃないか。
彼女の見方がいなくなっちゃうんじゃないか。
彼女が死んでしまうんじゃないか。
今まで、どこか病んでる彼女を見てそう思ってた。

彼女は言った。

「ちゃんと知ってる」
「親よりも兄弟よりも友達よりも、1年半誰よりも私のことを考えてくれてたのはちゃんと知ってる」
「本当にありがとう」

なんか、この1年半のいろんなことを思い出して
僕は泣いてしまった。
けっこうわんわん泣いてしまった。

よくわからないけど、それ以上の話にはならなかった。
判を押した離婚届も出さなかった。

なんか、思い出話したり、近況の話をして
いい時間になったので、帰ることにした。

帰り際僕は彼女に言った
「幸せ探しを頑張って、満足したら帰っておいで」

彼女は言った
「ありがとう」

思い返してみると、彼女が家を出ていく前から
彼女はなんか病んでるっぽかった。
なんとなく気付いてたけど、何にもしてあげれなかった。
彼女は、最近は病気が治ってきたのかな。

とにかく、もうしばらく
僕は彼女の味方でいよう。

なんて思った。

結局、まだ夫婦です。


posted by ともき at 03:02 | Comment(2) | 日記